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ChatGPTの画像生成でチラシを作るには|30分かかっていた作業を10分にした進め方

ChatGPTの画像生成でチラシを作る進め方

イベントのチラシを作るのに、毎回30分から1時間かかっていた団体があります。ChatGPTの画像生成を使うようにしたところ、同じ作業が10分ほどで終わるようになりました

ChatGPTの画像生成でチラシを作る進め方

外注に切り替えたわけではありません。今までどおり自分たちで作り続けたまま、時間だけが短くなりました。この記事では、その進め方と、日本語の文字で気をつける点を整理します。

実際に変わったこと

定期的にイベントを開いている団体の例です。それまではWordでチラシを作っていましたが、見栄えのするデザインにするのが難しく、毎回レイアウトの調整に時間がかかっていました。

  • 制作時間が30分〜1時間から、10分ほどに短くなった
  • 受け取った方から「分かりやすくなった」と言われるようになった、と伺っています
  • 担当者が自分で作り続けられる状態は変わっていない

月に2回チラシを作るなら、年間で10時間前後の差になります。浮いた時間を、告知先を増やすことや当日の準備に回せます。

なお「分かりやすくなった」は、団体の方が受け取った方から聞いた話です。こちらで調査したものではありません。

Wordだと、なぜ時間がかかるのか

文章を書くこと自体は、Wordでも問題ありません。時間がかかるのは、その先です。

  • 画像や文字の位置がずれ、直すたびに別の場所が動く
  • 余白や文字の大きさをどうすれば見やすいのか、判断の基準がない
  • 見本にできるデザインの引き出しが社内にない

つまり足りないのは作業時間ではなく、デザインの判断です。画像生成が助けになるのは、まさにこの部分です。

先に決めること、AIに任せること

画像生成に頼む前に、人が決めておくことがあります。ここが決まっていないと、何度作り直しても納得できる紙面になりません。

人が決めること

  • 誰に届けたいのか(年齢層、来たことがある人か、初めての人か)
  • いちばん伝えたいことは何か。日時か、内容か、参加費か
  • 読んだ人に何をしてほしいか(申し込む、日時を控える、人に伝える)
  • 日時、会場、参加費、申込先、問い合わせ先といった間違えられない情報

AIに任せられること

  • 全体の配色と雰囲気づくり
  • 文字の大きさや配置のバランス
  • イラストや背景の用意
  • 同じ内容で、雰囲気の違う案を複数出すこと

指示を出すときは、誰に向けたどんな催しか、どんな印象にしたいか、載せる文言は何かを具体的に伝えます。「おしゃれなチラシ」とだけ頼むより、意図した仕上がりに近づきます。

日本語の文字は、崩れることがある

ここが実務でいちばん注意すべき点です。画像生成は文字を描くのが苦手な時期が長く、最近のモデルでは大きく改善していますが、完全ではありません

OpenAIの開発者向け案内にも、次のように書かれています。

「Although significantly improved, the model can still struggle with precise text placement and clarity.」(大幅に改善されたものの、モデルは依然として、正確な文字の配置と明瞭さに苦戦することがあります)

先ほどの団体でも、ほとんどの場合は生成された文字をそのまま使えましたが、ときどき崩れることがありました。その場合は作り直して対応しています。10分という時間には、この作り直しも含まれています。

公開前に必ず読み返す

配りはじめてからでは直せません。印刷・配布の前に、次を声に出して確認してください。

  • 日付と曜日が合っているか(「11月8日(土)」の曜日まで)
  • 開始時刻と終了時刻
  • 会場名と住所
  • 参加費と、申込先の電話番号・URL
  • 主催者名と問い合わせ先

文字が1画だけ違う、数字が入れ替わっている、といった崩れ方をすることがあります。ぱっと見では気づきにくいため、作った人以外がもう一度読むとより安全です。

AIに関係なく、チラシで確認すること

デザインが良くなっても、次が抜けていると反応は増えません。

  • いちばん伝えたいことが、離れて見ても読める大きさか
  • 申し込む方法が1つに絞られているか。複数あるなら優先順位が分かるか
  • スマートフォンで撮った写真として見たときに読めるか
  • 白黒でコピーされても内容が分かるか
  • 画像として保存したとき、文字がつぶれていないか

よくある質問

デザインの知識がなくても作れますか?

配色や配置の判断は任せられます。ただし、誰に何を伝えるかを決めるのは人の仕事です。そこが決まっていれば、知識がなくても形にできます。

日本語の文字は必ず正しく出ますか?

必ずではありません。改善は進んでいますが、崩れることがあります。崩れたときは作り直すか、文字の部分だけ別のソフトで載せる方法もあります。いずれの場合も、配布前の読み返しは省けません。

生成した画像を、チラシとして配って問題ありませんか?

利用するサービスの規約で、生成物の扱いを確認してください。規約は変更されることがあるため、使う時点の内容を確認します。実在の人物・企業のロゴ・キャラクターに似たものが出た場合は使わないでください。

Wordやこれまでの方法は、やめたほうがよいですか?

やめる必要はありません。文字が多い案内や、毎回同じ書式で出す文書は、これまでの方法のほうが早い場合があります。見栄えが必要なものだけ画像生成に回す、という使い分けで構いません。

どのくらい練習が必要ですか?

先ほどの団体は、伝える内容が決まっていたため短期間で移行できました。最初の1枚に時間がかかっても、2枚目からは指示の出し方が分かってきます。

参考情報・公式案内

本記事は一般的な説明です。サービスの機能や規約は変更されることがあるため、最新の内容は公式案内でご確認ください。

株式会社スワークスでは、今の仕事のどこにAIを使えるかを整理するところからご相談いただけます。この団体のように、担当者が自分で続けられる形に整えることを大切にしています。具体的な依頼内容が決まっていない段階でも構いません。

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